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産業・組織心理学会 第37回大会 | 自主シンポジウム
第37回大会 自主シンポジウム
『ウィズ/ポストコロナ時代における組織の「朗働」とは ―産業・組織心理学からのアプローチ―』
日程:2022年9月4日(日) 大会2日目 13:30~15:00(予定)
会場:関東学院大学 金沢八景キャンパス E1-502
企画趣旨:
昨今、わが国では、雇用年齢の引き上げや、テレワークやワーケーションを始めとする働く場所の多様化、さらには、1つの組織に留まらず他の組織でも働く副業など、働くことに関わる境界が緩やかになる「緩境界化」が着実に進みつつある。それに伴い、労働者の働くことへの価値観や働きがいも、今まさに大きな転換点を迎えようとしている。こうしたことから、我々の研究チームでは、緩境界時代の到来を背景に、かつての報酬を得るために体力や知力を使い働く「労働」から、ヒトが仕事にやりがいを感じ、活き活きと働いている状態としての「朗働」という視点に捉え直して検討する「朗働学」の創生を目指して、学際的な研究に取り組んでいる。
本シンポジウムでは、緩境界時代において「朗働」とはいかなるものか、またそれがどのような心理状態や心理メカニズムに支えられたものか、さらに「朗働」を実現するためのキャリアのあり方やリーダーシップとの関わりについて、産業保健や健康心理学、産業・組織心理学の専門家から話題提供を行う。
企画:
池田浩(九州大学)、加藤容子(椙山女学園大学)
司 会:
池田浩(九州大学)
話題提供者:
島津明人(慶應義塾大学) 朗働学の創生と心理社会的基盤の解明
大竹恵子(関西学院大学) 朗働を支えるポジティブ感情の機能と心理的メカニズム
加藤容子(椙山女学園大学) 朗働を実現するキャリアのあり方の探索
池田浩(九州大学) 労働観の変遷とリーダーシップ
指定討論:
森永雄太(武蔵大学)