第38回大会 公開シンポジウム
『アフターコロナ時代に向けた地域公共交通（仮）』

日程：2023年9月2日（土）午後（予定）
会場：静岡県立大学　草薙キャンパス　看護学部棟　13411講義室

企画趣旨：

新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワークやオンライン授業の実施、都道府県境をまたぐ移動の自粛などにより公共交通の利用者数は大きく減少したが、収束と共に次第に需要は回復しつつある。また、高齢者をはじめとして運転免許の返納者数が増加しており、公共交通の必要性はますます高まるものと考えられる。一方、特にバス事業において運転者をはじめとして人材不足が深刻化しており、採算性が比較的良好な路線においても減便等を余儀なくされている。
このような状況において、交通事業者と自治体、住民がどのようにコミュニケーションを図り協働して公共交通を維持、活性化していくのがふさわしいか、また交通事業者において人材を確保するためにどのような環境整備が必要となるか等について考えたい。
　本シンポジウムでは冒頭に遠州鉄道様よりこれまでの取組を紹介いただいたのち、討論者より最近の公共交通をめぐる動向を紹介したうえで論点を提起する。その後、パネルディスカッションを通じて今後の方策について考えることとする。

企画：

産業・組織心理学会第38回大会実行委員会

司　会：

上原克仁（静岡県立大学）

話題提供者：

髙林宏明（遠州鉄道株式会社取締役）
講演タイトル「遠州鉄道における地域公共交通の取組について(仮)」

指定討論：

松岡清志（静岡県立大学）