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産業・組織心理学会 第39回大会 | 自主企画シンポジウム『組織の未来を拓く「チーム」の力-現代的課題の解決と今後の展望-』

組織の未来を拓く「チーム」の力-現代的課題の解決と今後の展望-

日時 2024年9月1日(日)9:15 - 10:45
場所 文教大学 越谷キャンパス 14 号館 14301 講義室

 

企画趣旨

近年,組織やチームが直面する課題は多岐にわたり,ますます複雑な様相を呈している。間断なく変容し続ける外部環境に加え,価値観やワークスタイルといった内部環境も多様性が増し続けている組織は多い。こうした状況から,個々人で対応可能な課題には限界が生じており,組織やチームの協働による対応がこれまで以上に求められている。本シンポジウムでは,こうした組織の現代的課題について「チーム」という観点から解決策の模索とその可能性について探究する。
まず話題提供として,チームが生み出す成果を的確に測定し,その向上に活かす方法(縄田氏),高い安全性を維持・継続する組織を下支えしているチームの機能(三沢氏),組織の健全性・効果性・自己革新力を高めるための実践的な取組み(土屋氏)に関する近年の研究知見と実践的示唆について報告する。その後,村瀬氏から3 つの話題提供に対して包括的な観点から指定討論を行っていただく。その上で,フロアの皆様との議論を通じて,本テーマの深化と今後取り組むべき研究課題の展望を共有したい。

司  会:秋保亮太 (帝塚山学院大学)
話題提供: 縄田健悟 (福岡大学)「チームの効果性の測定と向上」
三沢 良 (岡山大学)「組織の安全性に貢献するチームワーク」
土屋耕治 (南山大学)「組織開発の視点から見るチーム・ダイナミックス」
指定討論:村瀬俊朗(早稲田大学)

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