大会・部門別研究会

第142 回部門別研究会(人事部門)「企業と従業員との関係再考-「ジョブ型雇用」ブームの中で考える-」

テーマ
企業と従業員との関係再考-「ジョブ型雇用」ブームの中で考える-
開催日時
2021年7月31日(土曜)15 時〜17 時
開催場所
Zoomウェビナー形式によるオンライン開催
プログラム
話題提供1. 山本 紳也 氏(HRファーブラ)「コンサルタントの問題意識-日本企業の方向性-」
話題提供2. 黒澤 敏浩 氏(ジェイエイシーリクルートメント)「人材紹介機関の問題意識-転職者の意識・企業の意識の変化-」
話題提供3. 高橋 直也 氏(日系企業人事部課長代理)「企業の問題意識-日系企業の人事実務の立場から-」
話題提供4. 中島 豊 氏(日本板硝子(株)執行役人事部統括部長)「企業の問題意識-日系企業・外資企業双方の経験を踏まえた経営者の立場から-」
企画趣旨説明と司会
廣石 忠司(専修大学)
参加費
会員・非会員とも無料(申し込みは必要です)。
申し込み方法
7月23日(金)までに下記の申し込みフォームよりお申し込みください。7月30日(金)までにインターネット中継をするサイトのURLをお知らせします。
趣旨
昨今、「ジョブ型雇用」への方向性が盛んに議論されている。しかし、ジョブ型雇用を実際に導入するとすれば、企業の異動・配置などに関する、現在ほとんど無限定な人事権は大きく制限されることになる。一方、従業員としても、職務の選択や能力開発は自らが自発的に行わねばならない。換言すれば、日本企業はこれまで企業の言いなりに動いてくれていた従業員に甘えて人事を動かしていたが、その甘えが許されなくなる。従業員としては自分の適性を判断し、キャリアを形成してくれていた企業から離れて、自ら自立・自律しなければならなくなる。ジョブ型雇用の推進は、企業と従業員との関係を根本的に変化させることになる。テーマを「企業と従業員との関係再考」とした所以である。
企業と従業員の関係は従来の日本企業のように「べったり」ではなくなるとしても、遠心力のように有能な従業員が企業から離れていけば、企業の成長は望めない。エンゲージメントやリテンションが巷間よく言われるゆえんである。それでは適切な距離感はどのようなものなのか。そしてこの「距離感」は、おそらくすでに入社している従業員に意識改革を求めることにもなり、この改革は容易なことではない。こうした観点から、様々な角度より現場からの話題提供を頂き、今後の対応の一助とするのが今回の研究会の趣旨である。
各パネリストからは以下の観点からお話しいただく予定である。山本氏からは様々な企業をみておられる立場から日本企業の人事が何を目指しているか、また何を目指すべきなのかを承る。黒澤氏からは転職を考えている人材の意識の変化の有無などをうかがう。最近の転職希望者のキャリア意識は興味深いところである。また企業側の中途採用に対する意識の変化もうかがいたい。高橋氏からは現場に近いところからみた従業員の意識の最近の傾向を承りたい。また「伝統的」日本企業の人事担当者がジョブ型雇用ブームをどう見ているかも合わせてお話しいただく予定である。中島氏からは日米数社での人事担当者、大学教員という多彩な経験を踏まえ、またこれまでの話題提供を基にしつつ、人事のグローバル化を進めタレントマネジメントを強力に推進している企業で経営者が考えていることを承る。

PAGETOP