大会・部門別研究会
第1回 JAIOP研究力向上セミナー 「産業・組織心理学におけるM-GTAの実践」
- テーマ
- 産業・組織心理学におけるM-GTAの実践
- 開催日時
- 2022年3月6日(日)
- 開催場所
- Zoomウェビナー形式によるオンライン開催
- 概要
- ここ数年「産業・組織心理学研究」において質的研究の手法である「M-GTA」を用いた論文が増えている。M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ:Modified Grounded Theory Approach)とは、社会学者である木下康仁氏が,グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)に独自の修正を加えた質的研究の方法論である。これは、組織現場で働く人々の心理と他者との社会的相互作用について、質的な手法を用いて収集したデータについて丁寧に分析・解釈しながら理論を生成するアプローチである。このようにM-GTAは、産業・組織心理学において、古くから多用されていたサーベイ(質問紙調査)とは異なる特徴と利点を持つことから、キャリアを中心に多様な研究課題で用いられている。しかし、いざM-GTAを実践しようとしても、その手法の本質的な理解や分析手続きは決して容易ではない。
本セミナーの第1回目は、産業・組織心理学においてM-GTAを通じた質の高い分析とその論文の投稿を実現することを目的とする。そこで、産業・組織心理学会とM-GTA研究会に所属しながらキャリア開発に関連する研究をされている会員をお招きし、前半では、経営学と心理学の立場から、M-GTAを用いた論文を投稿した体験と、そこから得られた知見を共有する。
後半は、手前理論の量産を回避し、(M-)GTAの目的である実践での問題解決(研究の社会的アウトカム)を実現するためにはどうすればよいか、M-GTAの解説書の著者にご講演頂く。
- ■スケジュール
- 午前の部:9:30-12:00(150分)
➀経営領域のM-GTA経験
堀内泰利 (慶應義塾大学)
②心理領域のM-GTA経験
有吉美恵 (聖カタリナ大学)
大谷哲弘 (立命館大学)
午後の部:13:30-16:30(180分)
③GTAとM-GTA
④経営・心理学の基準の確認
➄全登壇者向け質疑応答
竹下浩 (筑波科学技術大学)
- 企画・司会
- 企画 産業・組織心理学会 常任理事会
司会 池田 浩 (九州大学大学院人間環境学研究院)
- 参加費
- 学会員 無料
非会員 3,000円
- お申し込み
- 事前申込制
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一般の方(非会員の方):下記の「お申し込みはこちら(Peatix)」からお申し込み下さい。
- お申し込み締め切り
- 2022年2月28日(月)
- 注意事項
- ・録画・録音,ZoomミーティングURLの転送・共有・公開,申込者以外の方の参加は,固くお断りいたします。
・参加申込時に登録いただいた個人情報は,本研修会の受付・運営の目的にのみ利用いたします。
・参加チケットの譲渡はできません。
- キャンセルポリシー
(非会員のみ) - ・やむを得ない事情で参加を取りやめる場合,参加申込期間内に(チケット販売期限までに)キャンセルを申し出た場合に限り,代金を払い戻しいたします。
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