第130回 部門別研究会 -人事部門- 「長時間労働削減がもたらすもの ― その試みと効果 ―」
- テーマ
- 長時間労働削減がもたらすもの ― その試みと効果 ―
- 開催日時
- 2018年7月21日(土) 14:00から3時間程度
- 開催場所
- 筑波大学東京キャンパス文京校舎 1階134教室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
丸ノ内線茗荷谷 (みょうがだに) 駅下車「出口1」徒歩2分程度
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
- 企画趣旨
- 現在わが国は、ワーク・ライフ・バランスや働き方改革という大きな流れの中で揺れ動いております。これの根底には、少子高齢化に対応するため、女性が出産・育児を理由に職業的なキャリアを中断することなく、基幹的な戦力として働き続けやすい環境を作ることをめざし、そのためには、働く男性が、家族や家庭生活にも目を向けることができるような時間的ゆとりを持てる社会を作ろうという動きがあります。それだけでなく、過度に働く人々を仕事に縛り付けることによるメンタルへルス不全、とりわけ過労死や過労自殺、賃金を伴わない、もしくは報酬にふさわしくない過大な労働を要求するブラック企業の問題が、克服すべき課題として目の前にあることもその理由としてあげられるでしょう。
その一方で、長時間労働の問題は、企業の側からは、社会的責任の遂行やコンプライアンスの問題であり、とりわけメンタルへルス不全が経営リスクになっているというだけでなく、労働生産性の観点からも、改善すべき主要な経営課題にもなっています。 今回の部門別研究会は、長時間労働の克服に努力されておられる企業の実例を通して、その試みを実践する意図や、具体的な施策、成果、障害となっている事象などについて学ぶ機会としたいと考えています。
なお、3つの企業の事例を紹介をいただいた後、働き方改革の視点からコメントをいただきますが、現実場面ではうまく展開しないご経験をお持ちの方や企業も少なくないと思われますので、そのような観点からのコメントや質疑をフロアーの参加者の皆様から積極的にいただき、それを通して、このテーマへの理解を深めたいと考えております。
- 話題提供
- 三井住友海上火災保険株式会社 人事課長 荒木 裕也 氏
キューアンドエー株式会社 経営品質推進部長 古谷 智佳子 氏
SCSK株式会社 人事グループ副グループ長 小林 良成 氏
- コメント
- 日本大学 経済学部 教授 安藤 至大 氏
- 企画・司会
- 小野 公一
- 参加費・申し込み
- 不要 お気軽にご参加下さい。