第122回 部門別研究会 ―人事部門― 「働く人々の健康支援−医療従事者の健康支援をめぐって」
- テーマ
- 働く人々の健康支援−医療従事者の健康支援をめぐって
- 開催日時
- 2016年7月23日 14:00〜16:00
- 開催場所
- 日本大学経済学部 本館3階30番教室
〒101-8360 東京都千代田区三崎町1-3-2
Tel: 03-3511-5590
●JR総武・中央線「水道橋」駅より徒歩3分
●都営三田線「水道橋」駅より徒歩3分
●都営新宿線・都営三田線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅より徒歩5分
●東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 2出口 徒歩13分
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/about/maps/
- 企画趣旨
- 人事管理や労働者のパフォーマンスにおいて、メンタルヘルスを中心とした健康支援の取り組みは重要な役割をもつ。最も機密性の高い個人情報とされる個人の健康情報を踏まえた個別的な支援と、組織的な支援をどう折りあわせるかということがこの分野の難しさである。本企画ではストレスチェック制度の導入に代表される国家的な健康支援の枠組みの中で、医療従事者の健康支援を例にとって組織的な支援と個別的な支援の関係について産業・組織心理学的観点から考える機会を設けることを目的とした。
吉川徹先生 (労働安全衛生総合研究所) は、労働衛生の第一人者として働く人々の健康支援の組織的取り組みを指導しておられる。今回は、日本医師会勤務医の健康支援に関する検討委員会で施行した医師10000人に対する健康調査の結果を報告していただき、組織的支援のあり方について論じていただく。
伊藤清子先生 (神奈川県立がんセンター) は、看護師の副院長として看護師の健康支援の組織的取り組みを続け報告してこられている。今回は、その取り組みをお話しいただく。
企画者である中嶋は、精神科医・産業医の立場から働く人々の健康支援の実際について、特に2015年11月より義務化されたストレスチェック制度の運用に産業・組織心理学的観点をどう織り込んでいるかを中心に話題提供する。
看護管理研究の専門家である田中彰子先生 (横浜創英大学) の舵取りにより、参加者が医療領域に限らない働く人々の健康支援の組織的取り組みについて理解を深めていただければと期待している。
- 話題提供者
- 吉川徹 (労働安全衛生総合研究所):勤務医の健康の現状と支援のあり方に関するアンケート調査結果
伊藤清子 (神奈川県立がんセンター):看護師の健康支援
中嶋義文 (三井記念病院):ストレスチェック制度を中心とした健康支援の実際
- 司会者
- 田中彰子 (横浜創英大学)
- 企画者
- 中嶋義文 (三井記念病院)