大会・部門別研究会

第117回 部門別研究会 (消費者行動部門)「消費者と企業のより良い関係性の構築を目指して -「食」の問題を消費者行動の視点から考える-」

テーマ
消費者と企業のより良い関係性の構築を目指して
-「食」の問題を消費者行動の視点から考える-
開催日時
2015年5月16日 (土) 14:00〜16:30
開催場所
筑波大学社会人大学院キャンパス 1階134講義室
(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)
趣旨
 食品偽装問題や異物混入問題などここ数年の間に食品をめぐる様々な問題が生じている。「食」は人間にとって必要不可欠な行為であるという点で消費者にとって最もテーマであるが、健康に関わる身体的問題ときわめて主観的な味の評価に関わる心理的問題、そしてこのそれぞれから派生する経済的問題が相互に絡み合うために食をめぐる消費者の行動は特有の複雑な構造を持つ。したがって「食」の問題を未然に防ぐためには、食品および食品に関わるサービスへの消費者の認知や行動の仕組みを客観的に理解する必要があるだろう。

 今回は一昨年度の第29回大会公開シンポジウムおよび昨年度の第113回部門別研究会で取り上げてきた統一テーマ「消費者と企業のより良い関係性の構築を目指して」を継続し「食」の問題に取り組む3名の若手研究者に最新の研究のご報告をいただき、この重要な問題について知識を共有したうえで議論をすすめる。消費者自身と企業の双方が食という重要なテーマに関する「消費者理解」をすすめることの一助となることを願っている。
テーマと話題提供者
1.山﨑 真理子 (静岡県立大学):
食品評価を左右する要因の検討 -消費者の態度測定方法の開発に向けて-

2.杉谷 陽子 (上智大学):
食品リスクコミュニケーションにおけるソーシャルメディアの活用について

3.鈴木 智子 (京都大学大学院):
飲食店における消費者行動に関する研究
指定討論者
前田 洋光 (京都橘大学健康科学部)
企画・司会進行
永野 光朗 (京都橘大学健康科学部)
参加費
無料 (会員・非会員とも) お気軽にご参加下さい。
アクセス
丸ノ内線茗荷谷 (みょうがだに) 駅下車「出口1」徒歩2分程度
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
※ 本部門別研究会 (第117回:消費者行動部門) は、筑波大学との共催です。

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